防音室は、音を遮断するための部屋です。ゲームの解説に必要な防音室については、以下のような方法があります。
・部屋を閉め切る
・部屋に吸音材を貼る
・防音マット・防音シートを敷く
・防音・遮音カーテンにする
・入力感度の高いマイクを使う
・リフレクションフィルターを使う
・防音室を設置する
以上の方法で、自分で簡単に防音対策ができます。ただし、完全に音が漏れないわけではないため、注意が必要です。また、防音室は大掛かりなものとなるため、スペースや予算に余裕がある場合に設置することが望ましいです。
ゲーム用の防音室(VERY-Q Plus「Gaming Booth」)

防音マット・防音シートとは
防音マット・防音シートは、遮音と吸音の二つの方法を組み合わせて、室外へ漏れる音を低減してくれるものです。防音シートだけでは完全な防音は難しく、あくまで軽減程度にとどまります。しかし、何もしないよりは騒音を減らせるので、ご近所へ迷惑をかけてしまうことが気になる場合にはおすすめです1。
また、防音マット・防音シートには、足音マットやP防振マットなど種類があります。対策したい音に合わせて選ぶようにしましょう。
リフレクションフィルターを使う
リフレクションフィルターとは、レコーディングの際に使用される録音補助器具で、部屋の反響などで返って来た音を跳ね返す役割を持っています。リフレクションとフィルタリングが名称の由来になっており、宅録にも導入されているアイテムです。ボーカルや楽器から発生された音はマイクのある前方だけではなく、360°全方向に拡散するため、リフレクションフィルターを使うことで反響を軽減し、ハッキリした音を録ることができます。
リフレクションフィルターには、「カバータイプ」「ボックスタイプ」「小型タイプ」の3種類があります1。カバータイプは、マイクスタンドに取り付けることができ、マイクを囲むように設置することで、反響音を軽減することができます。ボックスタイプは、マイクを囲むように設置された箱の中にマイクを入れることで、反響音を軽減することができます。小型タイプは、マイクの前面に取り付けることができ、反響音を軽減することができます。