季節で顔を変える昇仙峡の魅力

季節で顔を変える昇仙峡の魅力

こんにちは!山梨県内の観光スポットや施設の紹介をする記事です!

今回は山梨県内にある昇仙峡に取材に行ってきました。

季節ごとに景色を楽しむことができる観光スポットになっており、大きな石門や滝など見どころ満載です。

観光される際は是非参考にしてみてください!

昇仙峡とは?

そもそも昇仙峡とはどのような場所なのでしょうか?

表記としては、御嶽昇仙峡(みたけしょうせんきょう)ですが、一般的には御岳昇仙峡と記載されることが多いそうです。

1923年に国の名勝に指定され、1953年に特別名勝に指定されています。

名勝・・・景色が特に良い土地

特別名勝・・・文化財保護法によって指定された名勝のうち、特に風致景観が優秀で、学術上価値が高いものとして文部科学大臣が指定した名勝

とりわけ景色のいい中でも価値の高いものが選ばれているということですね。

選ばれし厳選された景色の観光スポットということです。

どうですか?これだけ聞くと興味をそそられませんか?

長潭橋(ながとろばし)から日本の滝百選に選ばれている仙娥滝(せんがたき)まで全長約5キロメートルにわたる渓谷は、川が花崗岩を深く浸食したことで形成されていて渓谷内には、柱状節理(岩体に入った柱状の割れ目)の花崗岩や輝石安山岩の奇岩(変わった形の岩)が至るところに見ることができます。

浸食され形がいびつな岩・奇岩

水は平成の名水百選にも選ばれているそうです。川も景色も滝もすべて評価が高く人生で一度はみたい景色の一つだと思います。

春夏秋冬、様々な顔を見せる昇仙峡ですが今回は冬の昇仙峡をお楽しみください。

アクセス

〒400-0083

山梨県甲府市上帯那町3221

昇仙峡入口

公共交通機関を利用する場合には

JR中央本線甲府駅の南口のバスターミナル4番乗降口から昇仙峡行きのバスが出ています。

昇仙峡入口までは30分:590円

昇仙峡天神森(長潭橋付近)までは30分:590円

昇仙峡グリーンラインまでは40分:820円

昇仙峡滝上(仙娥滝の上)までは60分:900円

昇仙峡に到着したら循環乗合バスが出ています。

それに乗ると昇仙峡を周遊できるのでおすすめです。

昇仙峡内ではタクシーに乗るためには電話が必要です。

※注意事項

昇仙峡内の敷地において「白タク」行為が発生している模様です。

通常よりも高額な料金を請求されるケースがあるので「白タク」は利用しないようにしましょう。

車で来る場合は駐車場が豊富にありますので車での来場をおすすめします。

東京方面からは甲府昭和ICから35分

長野・名古屋・大阪方面からは双葉スマートICから35分

参考までに甲府駅から昇仙峡入口までは22分で到着します。

昇仙峡グリーンラインに乗ってくることで、渓谷が見渡しながらこれるので

大変おすすめです。

いざ昇仙峡へ

いざ!!!

といっても昇仙峡には入り口やルートが多数あります。

今回の取材は見どころを詰め込んだルートを取りました!!!

有名どころの回っているのでどんなルートで回るか迷っている方は是非参考にしてください。

昇仙峡滝上(仙娥滝)から昇仙峡内へ

昇仙峡内へ入るために滝の上から入り南に下るルートを取りました。

入り口付近には、お土産屋さんや渓流の王様イワナが水槽で飼育されていました。

イワナはその名の通り岩魚とかきます。冷水を好む性質でかなり水の少ない源泉付近でも生息できます。

また渓流で王者と呼ばれているほど何でも食べてしまいます。

全長30㎝もの大物になると蛇やカエルも食べてしまいます。

まさに渓流においては生態系の頂点と呼べるでしょう。

口述しますが、イワナを食べることもできます。

仙娥滝へ

仙娥滝にむかって歩いていきます。

昇仙峡は奇岩や奇石がおおいことや滝などもあることからパワースポットが多い場所です。

その中の1つが入り口付近にあります。

八珠願い(やたまねがい)

七福神と石を購入できるガチャガチャ

こちらは手前にある石(宝石・願い石)を購入し、七福神の前にある受け皿に願いを込めて投げることで願掛けをするパワースポットです。

開運招福や金運、健康向上にご利益があります。

運試しもかねて1度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

未来の自分と?不思議な体験、未来電話

こちらは少し珍しい未来電話という電話ボックスです。

なんと未来の自分と話ができる不思議な体験ができます。

とある人が

「嫁ほしい!嫁ほしい!嫁ほしい!」

と連呼していると、「うるさい」とだけ返答があったそう(笑)

あなたはどんな返答が返ってくるでしょうか?

試しに受話器をもちあげてみましょう。

過酷な環境でたくましく生きる植物

険しくそびえたつ岩々の傾斜にたくましくも上を目指す木々や草花たちが目の前に広がります。

なぜこんな場所に生息できるのだろうと首をかしげてしまいます。

仙娥滝とご対面

さあ見えてきました。仙娥滝(せんがたき)です。

日本の滝百選に選ばれており、落差はおよそ30メートル。

地殻変動による断層によって生じ、花崗岩の岩肌を削りながら落下しています。

滝に近づいていくにつれ、しぶきが飛んできてひんやりとしてきます。

滝が一定のリズムで刻む音が耳心地がよく、なぜかずっと見ていられます。

余談ではありますが、水が激しくほとばしる場所からはマイナスイオンが

発生するといわれています。

よく聞く話ですがマイナスイオンの正体を皆さんはご存じですか?

超~簡単に説明すると、負の電気を帯びた分子や原子のこと。

一般的にいうマイナスイオンの正体は「空気中に存在する負の電気を帯びた水の分子の集まり」

のことを指しています。

反対にプラスイオンというものも存在しますが、携帯電話やパソコンから発生しています。常日頃から人体によくないプラスのイオンを浴びているんですね。

マイナスイオンは人体を活性化させてくれます。そういった面からマイナスイオンは癒しなどの象徴なんですね。

意外と知らない人も多いので、知っておくと披露できるかもしれません。

少し話はそれましたが、この土地特有の浸食された奇岩が滝つぼの付近にも見られます。

右の岩が見方によっては顔に見えました。変わった岩を探してみるのも面白いかもしれません。

見るものを圧倒する石門

遊歩道を進んでいくと、見えてきました

石門(いしもん)

巨大な花崗岩に囲まれたアーチ状になっており、よく見ると先端が少しずれているのがわかります。

すぐに崩れることはないとわかっていても少し足がすくみます。。。

人工的に作られたものではなく、自然にできあがった門ということもあり、パワースポットとしても人気が高いようです。

にしても石門の上部はきれいな切込みがはいっているような気がします。

岩の性質状、柱状節理で割れたとも考えられますが。。。

本当に自然にできたものなのでしょうか?

こんな場所で人工的に切り込みを入れるのは大きな重機でもないと不可能ですので

見れば見るほど不思議な岩です。

岩の種類も豊富にあって、名前が様々な名前がついています。

奇石・奇岩の種類を昇仙峡観光協会がまとめています。

サイトと景色を見比べて奇岩を探してみるのも楽しいでしょう。

絶景の数々を見ながら運動不足解消

遊歩道を歩いていると絶景の数々が目に飛び込んできます。

冬の時期で少し寒いため、暖かい恰好は必須だと思いますが、歩いていると結構距離も歩くのでぽかぽかと暖かくなってきます。

そんななか、渓谷内の水しぶきや、さわやかな風が火照った体を覚ましてくれます。

先ほども触れましたが、渓谷内の遊歩道はコースにもよりますが、片道1.5キロメートルから6.0キロメートル

程度あります。

日ごろ、なかなか運動できていない人でも、きれいな景色を見ながらですと楽しみながら運動できるでしょう。

おすすめのコースをまとめたサイトを発見しましたのでリンクを張っておきます。

トレッキングコース 

片道約6キロ 所要時間約1時間30分

ウォーキングコース

片道約2.6キロ 所要時間約40分

お散歩コースその1

片道2.1キロ 所要時間約30分

お散歩コースその2

片道1.5キロ 所要時間約20分

マイカー推奨コース

歩いていくのは少し大変な名所を車で回れるコースです。

秘境コース

片道1キロ 所要時間約15分

このように様々なコースがあり、四季折々でも見せる顔が違います。

何度来ても違った角度から楽しめる・・・

季節ごとに昇仙峡を訪れてみてはいかがでしょうか?

もちろんすべてのコースに駐車場はしておりますので車での来場も安心です。

ただ、冬に来るとなると山際ということもあり、路面凍結の恐れもあるので、冬の来場をお考えの方は

スタッドレスタイヤを着用することを推奨します。

昇仙峡での食事

上記もしましたが、昇仙峡内で食事をとることもできます。

山梨県の名産、ほうとうや昇仙峡内でとれる岩魚など、お品書きも目白押しです。

数がかなり多いのでお勧めのお店を少しだけ紹介します。

〈渓流ながしそうめん・ほうとう 円右衛門〉

山梨県といえば、ほうとう!

ここにくれば、昇仙峡を楽しめるといっても過言ではないお店です。

〈カフェ テロワール〉

数々のテレビ番組で取り上げられている有名なカフェです。

〈昇仙館〉

歩き疲れた体を少しゆっくり休めたい人にピッタリなお店。

名物のトリモツも食べれるのでぜひ。

〈渓水館〉

上の写真でも紹介した岩魚が食べられるお店です。

新鮮な岩魚をぜひ一度ご賞味あれ。

まだまだ紹介しきれないお店がたくさんありますので、昇仙峡の公式ホームページのリンクを張っておきますので

気になる方はチェックしてみてください!

あとがき

さていかがでしたでしょうか?

まだまだ昇仙峡の魅力を伝えきれていませんが、ぜひ実際に行ってその場の空気感を味わってほしいです。

食事を楽しむもよし、長いコースを歩いて渓谷を堪能をするもよし。

楽しみ方はそれぞれですがそれをできるのもよいところでしょう。

自分なりの楽しみ方を見つけてぜひSNSなどに投稿してみてくださいね!

では次回の記事でお会いしましょう。

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