韮崎にある道の駅でお得な生活・・・?

韮崎にある道の駅でお得な生活・・・?

みなさんこんにちは。

山梨県内の施設や公園を紹介していく記事です。

この記事を通じて山梨の良さを知ってもらって、旅行や移住の参考にしてもらえると幸いです!

今回はタイトルにもあるように、山梨県は韮崎市(にらさき)にある道の駅を取材してきました。

「道の駅」の成り立ち

みなさんは「道の駅」を利用したことがありますか???

そもそも道の駅とはなんなのか…

「道の駅」とは?

各自治体と国土交通省が連携を取り、地域振興施設の整備促進と、一般道路の休憩施設整備を併せて行うことを目的に、1991年から計画的に「道の駅」が全国各地へと設置されていく。

休日レジャーや仕事などを通じた長距離ドライブが増え、女性や高齢者ドライバーが増加する中で、道路交通の円滑な「ながれ」を支えるため、一般道路にも安心して自由に立ち寄れ、利用できる快適な休憩のための「たまり」空間が求められている。

だそうです。

また休憩だけを目的ではなく、文化や歴史、名所や名産物などの情報を活用し多様で個性豊かなサービスを提供することができます。

要するに地域の交流の場でもあるし、情報発信の場や地域の連携機能の役割も担っているわけですね。

道の駅と最初に聞くと長距離ドライバーの休憩所というイメージがありましたが、意外にも様々な役割をこなしていることがわかりました。

「道の駅」と呼ぶ由来

「鉄道の路線に駅があるように、道路にも駅があってもよいのではないか」と、平成2年1月に中国地域づくり交流会のシンポジウムの中で提案されたことに端を発し、「道の駅」という名称になりました。

道の駅とは電車の路線から来ていたのですね。歴史は30年程度と、そこまで長くないことに驚きです。

「道の駅」はいつからあるのか

平成5年から始まった第11次道路整備五箇年計画の施策の一つとして位置づけられ、平成5年4月22日に全国で103箇所が「道の駅」として登録されました。

幼いころから道の駅という存在は知っていたので昭和や明治時代からあったものだと思い込んでました。

しかし登録されたということは、新たに作られたもの以外にも、もともと存在していた「道の駅」のようなものに明確に「道の駅」と名付けられたということでもあるのでしょう。

「道の駅」のシンボルマーク???

実は道の駅にシンボルマークが存在します。

今回はシンボルマークに商標登録がなされていることを考慮し、この記事の参考にしたサイトリンクを張っておきますのでそちらを見てみてください!!

https://www.cgr.mlit.go.jp/chiki/doyroj/Michi-no-Eki/qa/qa.htm

公募作品をもとに作られたマークは、みだり側に駐車場と2本の樹木を配置し、緑あふれる安らぎ空間をイメージしています。

右側には建物と人を表し、案内と情報発信機能も持っていることを意味しています。

人の形は、インフォメーション(information)に「i」を、木と駐車場と道路が「道」の「しんにょう」をかたどっています。

かなり凝っていますね。

改めて調べてみると新たな発見が多く楽しいものですね。

休憩する際の豆知識の一つとして蓄えておくのはいかがでしょうか?

「道の駅」の設置場所の基準と、一般的な施設

設置場所

休憩施設としての利用のしやすさ、「道の駅」相互の期の分担の観点から適切な位置に設置するものとされています。

一般的に

・利用者の利便性がいい

・地域(市町村)の意向に基づき、地域復興に役立つ場所

・道路管理者(例えば国土交通省)としても交通安全上、問題ない箇所

という場所に作られているようです。

確かに、今回の韮崎の道の駅もインターから近いところ位置していましたし、地域の方も利用しやすい位置にありました。

取材時には幼稚園バスのお迎え場所にもなっていて、園児を待つ地域のお母さま方がいらっしゃいました。

一般的な施設

以下の登録要件を満たす必要があります。

〇休憩機能

・利用者が24時間無料で利用できる

・十分な容量を持った駐車場

・清潔なトイレ(原則、洋式)

・子育て応援施設(ベビーコーナーなど)

〇情報発信機能

・道路及び地域に関する情報を提供(道路情報、地域の観光情報、緊急医療情報など)

〇地域連携機能

・文化教養施設、観光レクリエーション施設などの地域復興施設

上記のような施設があって初めて「道の駅」と呼べるようです。

無料の施設で休憩ができるだけでなく、トイレも「洋式」が原則となっているのは驚きです。

駐車場が広くトイレがあるだけの場所でも「道の駅」とは呼べないようで、地域のための施設であることも重要なようですね。

無料で利用できる「道の駅」!だれが管理、整備しているの?

無料で利用できるのに清潔なトイレが施設の条件になっていたりと、誰かが管理や整備を行っていないといけませんよね。

では一体だれが管理、整備を行っているのでしょうか?

「道の駅」の整備は、地域を代表する市町村などが、道路管理者と一緒になって推進しています。

一体型・単独型で整備主体が異なるようですが、単独型では、市町村がすべての整備を行っているようです。

今回の参考にしたサイトのリンクを張っておきます。

詳しく見たい方はこちらを参考にしてください。

国土交通省 中国地方整備局 道の駅Q&A より

https://www.cgr.mlit.go.jp/chiki/doyroj/Michi-no-Eki/qa/qa.htm

■「道の駅」の機能と整備主体(単独型の場合)

機能区分市町村など
(1)休憩機能・駐車場、トイレ、公園
・レストラン、休憩所、宿泊施設など
(2)情報発信機能・電話、FAX等、各種情報施設
・案内所、地域情報提供施設
・物産館、郷土資料館、美術館
・イベント広場、交流ホール、会議室など

■「道の駅」の機能と主体整備(一体型の場合)

機能区分 道路管理者市町村など
(1)休憩機能 駐車場、休憩所、トイレ・駐車場、トイレ、公園
・レストラン、休憩所、宿泊施設など
(2)情報発信機能 道路情報提供施設 ・電話、FAX等、各種情報施設
・案内所、地域情報提供施設
・物産館、郷土資料館、美術館
・イベント広場、交流ホール、会議室など

道の駅にらさき(みちのえきにらさき)の場所

さあ、「道の駅」の何たるかが分かったところで今回の主役、道の駅にらさきの紹介をしていきましょう!

場所として国道141号線沿いにあり、山梨県産の珍しいお土産やちょっとしたご飯どころもあり休憩にもぴったりです。

そのほかにも地元のとれたての野菜が販売してあったり、併設してある「ゆ~ぷるにらさき」には温泉ジャグジーなどもあります。

ここで疲れた体を休めてご飯も食べれるようなので、長距離ドライバーにはうってつけの場所ですね。

郵便番号407-0262
住所韮崎市中田町中条1795
アクセス中央自動車道韮崎ICより車で約8分
JR中央本線韮崎駅よりバス(増富温泉行・津金行)で約15分
駐車場バス:12台
普通:37台
備考無料

表にも記載した通りICからも近くなっていますので、高速内に大きなSAがない時もここによるという選択肢もありです。

ご飯どころだけではなく、SAにはめったにない温泉があるところも魅力的なところではないでしょうか!!

施設情報

営業時間9:00~17:30
定休日/休業日毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、12/31,1/1
ユニバーサルデザイン補助犬受入、車椅子スロープ、乳幼児設備、車椅子参加、メディカルサービス・応急手当
段差解消、階段のてすり、車椅子駐車場、車椅子対応トイレ
館内施設トイレ

道の駅にらさき(みちのえきにらさき)のホームページより抜粋

https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/specialty/n_7083.html

道の駅にらさきの外観

併設してある「ゆ~ぷるにらさき」に渡れるように陸橋が用意してあります。

写真左奥に見える球体の建物が「ゆ~ぷるにらさき」です。

取材に行った当日も地域の奥様方がプールや温泉にいらしてました。

地域の方の憩いの場所となっているようですね。

こちらは道の駅にらさきのお土産屋、軽食コーナーの入り口です。

手前に幼稚園バスが止まっていますね。

上記しましたが、幼稚園のお迎えの場所にもなっていて安全安心な場所であることがこの写真からわかります。

駐車場もたくさんありますのでお迎えのお母さま方も車でいらしていて、スムーズにお迎えが可能です。

地域の方も園児とあいさつしながら触れ合っていたので、交流の場にもなりますし、なりより犯罪の防止にもなっているのでしょう。

子育て世代としては嬉しいですよね。

道の駅にらさきの店内

ページのトップの写真にも「銀河の駅」という記載がありました。

入口のも書いてありますね。

なぜ「銀河の駅」という愛称なのでしょうか???

愛称に関しては、施設も銀河の駅に相応しい、宇宙をイメージさせる造りになっているのだとか。

確かに外観は美しく、夜には奥の球体型のプールも光ってきれいに見えそうです。

なぜ、ここに銀河の駅を作ったのかに関しては諸説があるようで、 「韮崎市の高台から見る中央線の夜行列車が銀河鉄道のように見える」というのが始まりという説が最有力のようです。

さて話を戻しまして、店内に足を進めます。

店内の農産物

まず目に飛び込んできたのは地元のお米です。

「ここいら辺の農家さん」という表現がかわいらしいですね。

地元感が伝わってきます。

もちろん農家さんの名前が載っているものも売っています。

この大根は泥付きで販売していますね。

時期とは言え大根がこの80円で販売しているのは地元の人が愛用している証拠ではないでしょうか。

ほかにもスーパーではなかなか手に入らない大きさ、そして安さで野菜が販売されています。

新鮮な野菜が毎日ここに並んでいるかと思うと、主婦の人も助かりますね。

にしても長ネギ安すぎないか。。。

店内のお土産

お土産もかなりの種類がおいておいてあります。

八ヶ岳の牧場でとれた牛乳ケーキや、山梨県名産のぶどうやマスカットのシフォンケーキ

白桃などのクッキーなど、様々な種類ですね。

旅行の帰り道に休憩がてらこの「道の駅にらさき」によるだけでも十分喜ばれるお土産がそろうのではないでしょうか。

ビン詰め商品などかなり種類が多いです。

私が想像していた「道の駅」のイメージとはかけ離れているくらい、中にいて楽しいですし実際に吟味してしまいました。

今度実家に帰る際はここで買い物してから帰ろうかな。。。

山梨の名産ワイン!!!

山梨県といえば、ブドウ、そしてワインですね!!!

残念ながら時期的にブドウは販売していませんでしたが、ワインはたくさん置いてありました。

甲州と名のついたワインや山梨にらさきと名のついたワイン。

ワインはあまり詳しくはないという人も安心してください。

値段のところにきちんと説明書きも書いてありますのでじっくり見て選んでいただけます。

地元の名水で作られたお酒

ワインが苦手???

そんな方も安心してください。

南アルプスのきれいな水で作られた日本酒もあります。

こちらも値段タグのところに度数(辛いのか甘いのかの指標)が載っていますので好みの味を選ぶことができます。隣の瓶詰コーナーにお酒の肴も豊富にあるのでセットでお土産にいかがでしょうか?

地元酒造のおすすめの日本酒も置いてあります。

店内を見渡して総じて思ったことですが、POPがかなりしっかりと書いてあり、お土産を選ぶのに困らないといったイメージです。

ゆっくりみてじっくり考えられる優しい工夫ですよね。

おすすめの県産品・工芸品

食べるものや飲み物は賞味期限があるからちょっと・・・

というそこのあなた!!!

安心してください。

山梨県を代表する伝統工芸である「甲州印伝」というものがあります。

鹿革で漆に模様をつけた工芸品があります。

山梨では名刺入れや財布、バッグなど日常生活で愛用する方が多いそうで、地元の生活に根差した伝統工芸品です。

さらには、西桂町という場所に、創業150年以上もの歴史を誇る生地メーカー「槙田商店」では、糸を先染めして織る郡内織物の伝統的な手法と織りで柄を表現する「ジャカード織り」という技術によって立体感や高級感を出しているそうです。

国内海外ともに注目されている工芸品のようです。

軽食・休憩コーナー

道の駅での軽食・休憩コーナーを紹介します。

長距離運転の疲れと癒すとともに、空腹も満たせる場所も用意してあります。

こういったご時世か席数はさほど多くはありませんが、少し休憩する方にはピッタリの落ち着いた雰囲気でゆったりとできる空間にもなっています。

ほかにも山梨の有名どころ、「とりもつ」も置いてありました。

営業時間は10:30~15:00と昼の時間のみですので注意が必要です。

コーヒーは食事の時間以外でも飲めるそうです。

ここでコーヒーを買って車の中でゆっくり温まるのもいいですね。

「道の駅」の外の風景

店舗の外にも休憩するスペースがあります。

このような遊歩道があり、この日も地元の方々が散歩していらっしゃいました。

駐車場の裏手側には川があり、そこでも散歩道のようなものがありました。

なにより、自然豊かで騒がしくなく、ゆったりと過ごせそうです。

駐車場の案内も張っておきます

隣接施設の「ゆ~ぷるにらさき」

先ほど紹介した、店舗のほかに隣接して温泉とプールがある

「ゆ~ぷるにらさき」

という施設があります。

そちらにも駐車場はありますが、「道の駅」側からも歩いていけるようになっています。

こちらがその陸橋

地元の方も活用できるように自転車も通れるようになっています。

安全に道を渡れるので利用している方も多かったです。

こちらの陸橋の上からの景色もなかなかよく天気のいい日は富士山も見えます。

陸橋の上から撮影した富士山

韮崎駅方向に道すがらもずっと見えていて、山梨に越してきたばかりの私も終始、興奮しておりました。

こちらが「ゆ~ぷるにらさき」の入り口

日帰り温泉ののぼりもあり、この時期は温泉と聞くだけでわくわくしますよね。

ご利用時間

全営業日 10:30~21:00

温泉その他施設
【平日】午前9時30分〜午後9時
【土日祝日】午前8時〜午後9時
【全営業日】午前9時30分〜午後9時

休館日

毎週月曜日(祝日の場合は営業)

年末年始12月31日~1月1日まで

※新型コロナウィルス感染状況に応じて営業時間が異なる場合があるそうです。

詳細は「ゆ~ぷるにらさき」のリンクを張っておきますのでご確認下さい。

http://yu-poolnirasaki.heteml.net/user_guide.html

利用料金表

にらさき市内の方と市外の方では料金が異なるようです。

地元の方が利用しやすいような工夫がされているのですね。

市内料金

区分利用料金
中学生以上1日券350円
1日団体料金300円
1日券回数券(12回分)3,600円
1か月フリーパス券6,000円
小学生以下 1日券 240円
1日団体料金 200円
1日券回数券(12回分) 2,400円
親子親子券(保護者1名/小学生以下1名)550円

※市内在住を証明できるものを窓口でご提示ください。
※市外者で市内に家や土地があり固定資産税を納付している方は、領収済み印が押されている領収書や納付書等をご提示ください。

市外料金

区分利用料金
中学生以上1日券(入湯税含む)850円
1日団体料金(入湯税含む)600円
1日券回数券(6回分)(入湯税含む)3,600円
1か月フリーパス券(入湯税含む)8,400円
小学生以下 1日券 450円
1日団体料金 400円
1日券回数券(6回分) 2,400円
親子親子券(保護者1名/小学生以下1名)1,200円

市内・市外共通 個室(小休憩所)※1室につき

区分利用料料金
10:00~14:302,400円
15:00~19:302,400円
10:00~19:303,600円

利用上の注意事項

  1. 温泉及び大休憩室は、平日に限り午前8時から営業します。プール等のその他施設は、午前9時30分からの営業となりますのでご注意ください。
  2. 市内料金適用の方は市内在住を証明できるものを受付でご提示を願いします。
  3. 上記料金にて温泉・ウォーターガーデンの両施設をご利用できます。
  4. 3歳児以下のお客様は市内市外問わず無料となります。
  5. 身体障がい者・知的障がい者・精神障がい者の方と介助者は市内市外を問わず上記料金の半額となります。
    ※受付時に障がい者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)をご提示ください。
  6. 2階スタジオのスペースにトレーニング室を新設します。機器の使用方法等、ご不明な点はスタッフまでお声掛けください。なお、ご利用の際は事故・怪我防止のため必ずシューズ(中履き)を着用してください。また、スタジオでの教室開催時にはご利用いただけませんのでご注意ください。
  7. トレーニングルーム及び大広間は、有料利用者に限り無料でご利用いただけます。
  8. 入れ墨、タトゥーをしている方は、入館をお断りします。(見えないようにしても入館をお断りします)

プール利用上の注意事項

  1. 利用できる遊具は、浮き輪(1M以下)、アームヘルパー、競泳用ゴーグルです。
    (上記以外の物は全て利用できません)
  2. 小学生2年生以下のお子様は、必ず保護者の方が一緒に入水をしてください。保護者1名に対し、小学生2年生以下のお子様は2名までとさせていただきます。
  3. おむつ(水遊び用パンツ含む)を必要とする方、スイムキャップを被っていない方は入水できません。
  4. お子様を持ちあげて投げ飛ばす行為、プールサイドを走る、プールへの飛び込み、盗撮や痴漢等の違法行為、他のお客様への迷惑行為等は固く禁止します。
  5. スタッフの指示に従っていただけない場合、利用をお断りすることがあります。

詳細は韮崎市健康ふれあいセンター「ゆ~ぷるにらさき」のホームページのリンクを張っておきますので

ご覧ください。

http://yu-poolnirasaki.heteml.net/user_guide.html

ちょっとした個室で休憩もできるようです。車の中で寝るのも体の疲れは取れませんので利用してみるのはいかがでしょうか?

あとがき

さていかがでしたか?

「道の駅」の概要から、道の駅にらさきの紹介をしてみました。

一度地元にある「道の駅」にも行ってみると新たな発見があるかもしれませんね。

また山梨県内の情報をまとめていきますのでよかったらチェックしてみてください!!!

山梨県の公園カテゴリの最新記事